2019年9月27日自分的サッカーニュース
- ベルギー1部アントワープが三好康児の2得点で2部ロケレンに勝利。
- ブンデスリーグ2部ゼンクト・パウリの宮市亮は開幕から7戦連続フル出場。
- ラ・リーガ1部エイバルの乾貴士は先制をされ前半の32分で交代。その後エイバルは逆転勝利。
- エールディビジAZの菅原由勢は開幕戦以来のフル出場。
- シント・トロイデンの伊藤達哉は国内カップ戦でデビュー
本当に今年は多くの日本人が海外で活躍しているなーというのが一番の感想。
その中で自分が嬉しいニュースはやっぱりコチラ
ブンデス2部ザンクト・パウリの宮市亮は開幕から7戦連続でフル出場。
宮市のことをあまり知らない人のために軽く。。。
【朗報】今季初ゴールの宮市亮さん、ドイツでベストイレブンに選ばれる快挙キター!! https://t.co/GoxwEx18tJ pic.twitter.com/gOQqMbxFTK
— デジサカ⚽️ (@digital_soccer) September 23, 2019
宮市亮(みやいちりょう)はドイツ2部リーグのザンクト・パウリに所属している26歳。
中京大中京高校では1年生からレギュラーで活躍し、2年時3年時と2年連続で全国高校サッカー選手権で大会優秀選手に選ばれる。
高校時代からドイツのケルンやイングランドのアーセナル、オランダのアヤックスなどの練習に参加するなどし、当時のアーセナルのベンゲル監督に高く評価され5年契約でアーセナルと契約。Jリーグを経由せず海外に渡ったことで当時はかなり話題となった。
爆発的な圧倒的スピード
宮市のプレースタイルは何と言っても50mを5秒台、100mでも10秒台で走ると言われている圧倒的スピード。日本人で唯一世界に通用するスピードの持ち主と言われていました。
怪我とリハビリの20代
18歳でイングランドのアーセナルと契約をするも、イギリスの就労ビザが下りず、オランダ・エールディビジのフェイエノールトにレンタルという形で移籍をする。
フェイエノールトでは12試合に出場し、3ゴールを記録する以外にもスピード・ドリブルでサポータを魅了しオランダで愛される選手となった。
オランダで通用することも証明し、今後の期待しかなかった。
2011年シーズンからはピザもおりアーセナルに戻った宮市だったが、リザーブリーグで負傷してしまい長期離脱となってしまいアーセナルでは2試合しか出場できませんでした。
その後シーズン途中に同じプレミアのリーグのボルトン・ワンダラーズに半年間のレンタル移籍をしたが右肩の怪我が影響していたらしく14試合1得点の結果に終わった。
2012年シーズンは ウィガンに 1年間の期限つきでレンタル移籍するが右足首靱帯を負傷し長期離脱をし4ヶ月ぶりに復帰出場した試合でまた右足首靱帯を負傷し、後日手術を受けた。
最終的に公式戦7試合の出場に留まり、期待されていた活躍はできなかった。
2013年シーズンはアーセナルに残留するも、ハムストリングを負傷し戦線離脱。
年間公式戦3試合しか出場することはなかった。
2014年シーズンはエールディビジのFCトゥウェンテにレンタル移籍。
フェイエノールトでの活躍したイメージが強くてオランダは宮市と相性がいいんだろうと思っていたが、序盤は試合に出場するも結果がでず、公式戦11試合出場0得点で契約満了。そのシーズンの終了とともにアーセナルとの契約も終了する。
新しいふるさとザンクト・パウリ
2015年シーズンからドイツ・ブンデスリーグ2部のザンクト・パウリにフリーで移籍をした。
しかし移籍の1ヶ月後、左膝前十字靭帯断裂で手術。復帰まで9ヶ月のリハビリとなり公式戦6試合2得点という結果に。
2016年シーズンは開幕戦から試合に出場し、シーズン19試合に出場したがシーズン終盤の紅白戦で反対側の右膝前十字靭帯を断裂。チームは今後の活躍に期待をし2019年まで契約を更新。
公式戦の復帰は2018年の4月までかかった。
しかしその復帰戦、わずか13分で負傷し、交代。
その後公式戦の復帰は2018年の9月までの時間がかかった。
多くのサッカーファンが宮市は終わったと思った。
そして日本人の興味は次の世代の選手へと
本人曰く「引退も考えた」。。。からの 覚醒
2018年シーズンは数回負傷による離脱があったものの、年間通して出場機会を確保し25試合5得点を記録した。
そして今年。
あの宮市が7試合連続でフル出場をしている。
しかも得点もあげた 。
㊗️#宮市亮 選手の今季初ゴール🎉#ブンデスリーガ 2部第7節、#ザンクト・パウリ は #オスナブリュック と1ー1で引き分けました。チームに勝ち点1⃣をもたらした同点弾を映像で振り返ってみましょう✨🙌
— ブンデスリーガ 日本語版 (@Bundesliga_JP) September 25, 2019
宮市選手、開幕から7戦連続フル出場😊❗️#Miyaichi @fcstpauli_EN pic.twitter.com/wFtOMXpaDY
そしてデータ的に見ても、ドイツ2部で最速となるトップスピード「時速35.17km」を記録した。
完全に宮市が輝きを取り戻しつつあると言えると思う。
いまだにスピードも健在だし、年齢的にもまだ26歳。
しかも今の日本代表のフォーメーションにも適しているサイドアタッカー
両サイドともにこなせるし、是非とも代表で見てみたいと思います。
近々また代表に呼ばれると思います。
期待。